当院で行える詳しい心理療法や心理検査

当院で行える詳しい心理療法や心理検査

 認知行動療法

自分の思考、感情、行動、反応などを整理し、自分の思考や行動パターン、そして感情の上下などを把握していきます。さらには自分の思考や行動を意図的に変えることで気分の安定化を目指していく心理療法です。もともとは行動療法と認知療法に分かれていましたが、それらが統合されて活用されるようになったものです。

 認知療法

自分の考え方や思考などの認知に注目し、それがどのように感情に影響していくか、どのような場面からその認知が生まれるかなどを把握し、意図的に修正していく技法です。坑うつ薬を用いた薬物療法との比較研究が行われており、うつ病に対する認知療法の有効性も実証されています。

 行動療法

目に見える行動や活動に着目し、行動による気分や感情の変化を分析し、行動を修正していく心理療法の一つです。「○○しない」は行動とみなされず、その場で実際に影響を与える行動を中心として、そこから人のストレスの度合いやつらい気持ちなどにどのような影響を与えていくかを見ていきます。

 森田療法

森田療法では「あるがまま」という状態を重視した認知行動療法の一種です。神経症(不安障害)の症状に悩んでいる人の姿勢、つまり不安や症状に「とらわれ」ている状態や行動を現実の生活の中で変えて行くことを重点的に取り組んでいく心理療法です。

具体的には、不安を抱えながらもそれらを排除しようとする行動を止め、不安の裏にある達成したいことや目標にたどり着くためにまずは生活の中で必要なこと(なすべきこと)から行動していきます。そして、建設的に生きることを考えて実践していく治療方法です。そして「あるがまま」という心を育てることによって神経症(不安障害)をのりこえていくことがゴールとなっていきます。

 内観療法

自分と関わりが近い身内(両親、親戚、友人など)を思いながら、次の3つの問いかけを自分に行い、自己の存在価値や責任を自覚し、社会的な繋がりや信頼を深くしていく心理療法の一つです。

  •  「してもらったこと」
  •  「して返したこと」
  •  「迷惑をかけたこと」

内観には、「集中内観」という1週間及び一定条件のもとで行うものと、日常生活の中で短時間ずつ行うもの「日常内観」があります。様々な場面で取り組める内観ですが、「内観療法」というものが主に疾病の治療として用いられる場合に活用されます。

 マインドフルネス

マインドフルネスとは、宗教性を省いた瞑想の様なものであり「今この瞬間にこころを集中させる」と「判断をしないでありのままで観察する」ということを特徴としています。人は将来の不安や過去の後悔などいろいろな悩みを抱えていますが、マインドフルネスの考え方では、それらの悩みの時間軸を「今」に焦点を当てて、価値判断をせずにその瞬間に何が起きているかを観察するということを目指していきます。それによって、余計なストレスなどを感じずに冷静に物事を見ていきます。


 暴露反応妨害法

暴露反応妨害法は強迫性障害に有効な認知行動療法のひとつです。不安からくるついついやってしまう行動や強迫行為を意図的に我慢することで少しずつ不安な状態に慣れていき、苦痛な状態を治療していく方法です。

まずは、どのような状況で強迫観念が起きるか、そして不安がどの程度高まったら強迫行為を行うかを診察やカウンセリングなどを通して特定していきます。次に安心できる第三者の付き添いのもとで、わざと強迫観念を思いおこさせる原因や刺激を与えます。出てきた不安などに対し、第3者や治療者が言葉を使った指示をしたり、身体的に指示をすることで衝動的に強迫行為を行わないように我慢をしてもらいます。そして不安が自然に下がっていく状態を感じてもらい、ハードルを少しずつあげながらゴールを目指していく技法のひとつです。

 行動活性化療法

自身の行動や行動から生まれる様々な気持ちを整理し、意図的に意欲向上や活動の活性化を目指す心理療法の一つです。「何もしない」というのがこれまでの精神分析の考えにありましたが、行動活性化療法では「何かをする」という観点から治療を行っていきます。

 自律訓練法

自律訓練法とは、自己催眠技法のひとつです。マニュアル化された手順を追いながら、自分の手や足などに向けて「温かくなる」「重たくなる」などと自分に問いかけて感覚を感じ取っていきます。このような訓練を続けていくことでストレスの緩和、心身症や神経症などに効果があると言われています。

 アサーショントレーニング

人前や交流場面などで自分の意見や主張を無理なく上手に言えるようにするトレーニングです。アサーション・トレーニングはただ自分の意見を言うだけではなく、自分も相手も大切にした自己表現を身につけていくトレーニングです。自分の気持ち、考え、信念等が正直に、率直に話せて、それに加え相手やその場でふさわしい方法で表現されるコミュニケーションを目指していきます。

 EMDR

EMDRとは左右に眼球運動を行うことで過去のトラウマの記憶を整理し、処理することが出来る技法のひとつです。人は多くの情報を目からインプットしており、それが脳に伝わり記憶や処理が行われていきます。そして脳がその処理を行うときは、連動して目の動きにも影響が出てきます。例えば寝ている時に夢を見ている状態では、目を瞑っていますが実は眼球が素早く動いています。夢というものは記憶の整理と関連していると言われており、それによって脳が働き目の動きにも関連してくると考えられています。眼球運動と記憶の処理の関係はハッキリとは分かっていませんがそれを応用したものがEMDRです。

実際のやり方としてはクライアントが特定のトラウマを思い返しながら治療者の指示に従い、指を左右に振っているのを目だけで追いかけると徐々にトラウマの記憶が整理され、適切な距離で認識できるようになっていきます。しかし、これを行うにはクライアントが安心できる環境であり、問題となっているトラウマをきちんとターゲットできているかなど条件を整える必要があります。

 漸進的筋弛緩法

意図的に体の部位に力を入れて、筋肉を収縮させたり弛緩させることで心身のリラクセーション効果を得る方法です。

 ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法のポイントは、過去ではなく、「今、ここ」に焦点をあて「今の自分に気づくことです。「今、ここ」にいる心・身体・感情、全てを含めて「自分」であることに気付きを得ていきます。
多くの人は社会などで適応していくために無意識に本来とは違う自分を演じている側面があります。そんな自分と開放したときの自分を比較したり、深く分析して見つめていくと未成熟な部分があることが分かっていきます。それらが人間関係の構築の邪魔をしたり、心や体に異常をきたすという形で現れていることに気が付き、自分の全体像を見直すという心理療法です。

ゲシュタルト療法でよく利用される具体的な技法は以下のとおりです。

  •  エンプティチェアー
  •  未完遂のワーク
  •  言葉と行動の一致
  •  ドリームワーク

 バウムテスト

バウムテストとは紙に木を書いてもらうことで、そこから上手く表現出来ない内面や、隠された深層意識を具体化する「描画法」の一種です。このテストは、筆跡学や空間象徴論に依拠した仮説に基づいており、木の幹や大きさ、全体の雰囲気など様々な視点から被験者の考え方、特徴、人格を読み取っていく技法です。

 WAIS-Ⅲ 成人知能検査

成人向けの詳細な知能を測る検査です。全体的な知的水準から言語性IQ、動作性IQが分かり、さらにより詳細な能力を見ていきます。検査には2時間~3時間ほどかかり被験者には負担がやや大きいものとなっていますので、2回に分けて行うこともあります。検査の結果を治療者が分析し、そのフィードバックを行うことで被験者の能力を客観的に把握し、どのように生かしていけばよいかをみていくものです。

 MSPA

個々の様々な能力を質問形式で測っていく検査のひとつです。Multi-dimensional Scale for PDD and ADHDの略称となっています。主に発達障害の【特性の程度】および【要支援度】の評価尺度となっており、本人や保護者から生活歴や対人場面での状況を伺い、9段階評価で14特性の結果をお伝えできるものとなっています。本人だけではなく、関わってくる周りの家族や先生、職場の人などにも分かりやすく特性を示すものとなっていますので、どのような対応が必要かなどもチャート方式で視覚的にすぐに分かるものとなっています。

医院概要

江戸川区東葛西の心療内科・精神科

葛西こころのクリニック

住 所

〒134-0084 
東京都江戸川区東葛西6-1-17
第6カネ長ビル7F
(TSUTAYAななめ前)  

TEL

03-5878-0526
※初診のみ完全予約制

最寄り駅

東京メトロ東西線
葛西駅中央口より徒歩3分

アクセスマップ

 
診療時間表

求人情報

リンク集

モバイルサイト-葛西こころのクリニック

ページ先頭へ