注意欠陥・他動性障害は発達障害の一種で、その名称からもわかるように、年齢に見合わない不注意さや多動性(好きなこと以外に対する集中力が無く、関心や興味をほとんど示さない)、衝動性(思いついたことを、よく考えずに即座に行動に移してしまう)によって、日常生活に支障をきたしてしまう疾患です。
子どもによく見られますが、近年では大人にも少なからず見られるようになっています。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)では、以下のような症状が見られます。
日常生活への支障を最小限に抑えるために、生活環境や人間関係などを見直す心理・社会的治療と薬物療法を組み合わせて治療します。
薬物療法でお出しする薬は、ドーパミンやノルアドレナリンといった脳内神経伝達物質の不足を改善するため、それによりADHDに特有の症状を抑制する効果が期待されます。
症状が良くなったと思い、患者様の判断で服薬を中止してしまったために、再び症状が重くなってしまうことがよくあります。飲んでいただく薬の量は患者様の状態を見極めた上で調整しております。また、薬を減らす・止めるタイミングについても、適宜ご相談の上決定しますので、薬は用量・用法を守って正しく服用してください。
江戸川区東葛西の心療内科・精神科
葛西こころのクリニック
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