ひどく憂うつな気分とともに、何もやる気が出ない、考えがまとまらないといった精神的な症状と、眠れない、疲れやすいなどの体に現れる症状が長く続き(2週間以上)、日常生活に支障が生じてしまう心の疾患です。 うつ病の原因は、脳内にある「セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン」という心のバランスを保つ物質が減少してしまうことが関係しているといわれています。
うつ病の患者数は年々増加しており、日本人の15人に1人が一生のうちで一度はかかるとする調査結果もあります。
よく誤解されるのですが、うつ病は心の弱さが原因で起こるわけではありません。そして医師の診察と適切な治療をしっかりと受ければ治せる病気です。
うつ病では、主として以下のような症状が現れます。当てはまると思う症状があるようでしたら、一度、心療内科・精神科を受診されることを、お勧めいたします。
うつ病の治療で、なんと言っても大切なのは、心と体の休息です。うつ病にかかる方は、休むことに罪悪感を覚えてしまい、休息をとらない方が多いのですが、まずはしっかりと心身を休めることが、治療においては重要です。
治療は主に抗うつ薬という、うつ状態を改善する薬による治療と、患者様の悩みや不安をしっかりと聞いて受け容れる支持的精神療法を行います。抗うつ薬は一昔前までは副作用の強いものが少なくなかったのですが、最近では、ほとんどの薬で副作用が軽くなりました。
▼症状が良くなったと思って患者様の判断で服薬を中止してしまったために、症状が再び重くなってしまうことがよくあります。お飲みいただく薬の量は、個々の患者様の状態を見極めた上で調整しておりますので、飲む量・回数はきちんとお守りください。
▼心と体をしっかりと休めてください。心を休めるポイントは、答えの出ない問題について深く悩まないことです。また、無理に気分転換しようと外出などをする方も少なくないのですが、かえって逆効果を招くことも多いので、無理な気分転換はしないでください。
江戸川区東葛西の心療内科・精神科
葛西こころのクリニック
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