葛西こころのクリニック｜葛西駅より徒歩３分の心療内科・精神科 過敏性腸症候群下痢 IBS

過敏性腸症候群（IBS）とは、便通異常（下痢・便秘）を伴う腹痛や腹部不快感が慢性的に繰り返される疾患です。通常の腹痛などとは違い、試験前や大事な会議などによるストレスが原因で起こります。

下痢と便秘を交互に繰り返すのが、過敏性腸症候群の特徴です。病気の原因として、心理的な問題（学校や会社に通うなど、義務を果たすことが辛くなっているなど）が多くみられます。症状を抑えることも大切ですが、症状の背後にあるストレスを解決することが最も重要です。

過敏性腸症候群の症状を抑えるための専用の薬を処方いたします。また、行動療法を用いて、ストレスを感じる状況自体への耐性をつけていくことが大切です。

症状が治まり、今までストレスを感じていた状況に対処できる自信がつくまで薬をきちんと服用し続けることが大切です。症状は直線的には良くならず、良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多いので、それに振り回されて一喜一憂しない心構えも重要です。