パニック障害とは、突然、時間と場所を選ばずにパニック発作を伴って起きる、「死ぬのではないか」という恐怖状態に陥る疾患です。特定の原因や、体の問題が無いにもかかわらず、このような状態に陥ってしまうのです。日本人の100人に1人はパニック発作に見舞われたことがあると言われており、けっして珍しい病気ではありません。
急な息苦しさや胸の痛み、恐怖感、発汗、吐き気、動悸などの症状(パニック発作)が現れます。通常10分以内に発作はピークに達し、そこから次第に治まっていきます。
主に抗不安薬や抗うつ薬で治療していきます。患者様のご希望があれば、臨床心理士が認知行動療法(考え方のバランスを取りながら、問題に上手に対応できるこころの状態をつくっていくコツを身につける方法)を用いたカウンセリングを併せて行います。
パニック発作が再度起こってしまうのではないかという不安がすっかり消えるまで服薬を続けることが大切です。パニック障害の症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら快方に向かっていきますので、症状に一喜一憂しないように注意してください。
江戸川区東葛西の心療内科・精神科
葛西こころのクリニック
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